領域概要

脳を中心とした老化メカニズムや、全ライフコースにおける生体機能低下の起点を明らかにすることは、老化研究分野に大きな変革をもたらすと期待されている。しかし、ライフコース上の「局所時間」や、「局所組織」のみを解析する従来の老化研究では個体全体から得られる情報量が少ない。そこで本研究では全ライフコースにわたって経時的に細胞、細胞間ネットワーク、全身のそれぞれの空間スケールで機能低下過程を解析する世界でも類をみないマルチスケール4Dイメージング技術を確立し、中枢性老化寿命制御メカニズムの解明に応用する新たな学術領域を打ち立てる。

本領域は従来のバイオイメージングではないバイオフォトニクスという新たな学術分野を創成しながら、マウス、線虫、植物を用いた生物学的解析で老化・寿命分野にも変革をもたらす極めて独自性の高い領域である。

お知らせ

2025.5お知らせ、活動紹介を更新しました。
2025.4第1回 マルっと生物学 共同研究促進会議を行いました。
場所:京都市内
日時:2025年4月15日
2025.3 APPW2025(第130回日本解剖学会・第102回日本生理学会・第98回日本薬理学会 合同大会)にて学変B「筋熱シグナリング」(阪大・鈴木団先生)との共催で以下のシンポジウムを開催しました。
場所:幕張メッセ(第13会場(102))
日時:2025年3月17日(月)13:40-15:30
「マルチ?トランス? ― 階層のある生命システムを分野横断的な技術開発で理解する」
2025.2 第4回領域会議を行いました。
場所:仙台市内
日時:2025年2月21日ー23日
2024.11 第47回日本分子生物学会年会で以下のシンポジウムを開催しました。
場所:福岡国際会議場・マリンメッセ福岡(第14会場)
日時:2024年11月28日(木) 9:00-11:15
「マルチスケール4D生物学」創成への挑戦:4Dイメージングによる高次生命現象の解明
2024.8 第3回領域会議を行いました。
場所:京都市内
日時:2024年8月19日ー20日
2024.2第2回領域会議を行いました。  
場所:広島大学東広島キャンパス 広島大学イノベーションプラザ
日時:2024年2月26日-27日                    
2023.12第1回領域会議を行いました。  
場所:名古屋 ツドイコ名駅東 Room A
日時:2023年12月18日-19日  
2023.10NHK サイエンスZERO で線虫の特集「人類の未来を変える”ミラクル生物”線虫 驚異の能力と可能性」が放送され、A01杉班が出演しました(本放送: 2023年10月22日(日)23:30, 再放送: 10月28日(土) 11:00)。
2023.10A01杉班とA02片岡班が共同実験を行いました。
2023.6A03別役班の研究がFrontiers in Plant Scienceに掲載されました。
2023.6A01杉班の研究がCurrent Biologyに掲載されました。
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